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4月29日19:30〜 NHK 「紅雲町珈琲屋こよみ」

 いつも素敵な「オカズデザイン」さんから、昨年のある日、
テレビの制作のお手伝いのお誘いを受けました。
出来るのか?そんなこと…
 と、思いながら、興味の方が先にたち、ポンと渡された
原作は、吉永南央さんの「萩を降らす雨〜紅雲町珈琲屋こよみ」。
最近、自分の仕事関連の古本ばかりを手にしており、
小説なんて、久々だなぁ、とページをめくりだしましたが、
面白い…!おばあちゃんが主役で、ほんわかした話かと
思いきや、驚くほど、スパイスが利いている。
 続きが、気になる…と、続編計3冊も買いそろえ、一気に読んで
しまいました。

 舞台は高崎。主人公は普通の人なら、現役引退の歳になってから、
自分の好きなことをしたい…と、珈琲豆を売る器やを始めた
おばあさん。続編を読むと、古民家を移築したり、かなり
本格的なお店の様子。監督からは打ち合わせの際、「主人公は
スタッフを雇えるほど、ちゃんと商売しているんです」と
念押しされました。つまり、遊びじゃない…と。
 たしかに原作では、引き出物を納めたり、バレンタインギフトを
用意したり、かなり仕入もしっかりしているうつわ屋さん。
 そのうつわの担当です。
 変わっているのは、珈琲豆を売るために、試飲を出すこと。
 紙コップでの試飲ならアリでしょうけど、「20席ぐらいの
試飲席がある」とのこと。喫茶店と間違えて入ってくる客もいる、
という設定。

 主人公は料理上手で、この料理は話のポイントになってます。
 その料理とタイトルロゴ・トータルデザインがオカズデザインさん。
オカズさんに集められたメンバーは、
 珈琲指導がin-kyoの中川ちえさん。
 珈琲ロースターはcoffee kajitaさん。
 小蔵屋店名・包装紙・手ぬぐいなどの切り絵が辻恵子さん。
 タイトル写真は加藤新作さん。
 手ぬぐいとサウンドトラックグラフィックデザインは、菅渉宇さん。
 音楽は伊藤ゴローさん。

こんなメンバーの<うつわ担当>に加えて頂けるのは光栄の至り、武者震い。

主人公の店の<販売品>として、
いろんな方に協力して頂きました。
 ふくら舎さん
 豊泉窯・丸甚陶器さん
 九谷青窯さん
 輪島キリモトさん
 野村亜矢さん
 郡司庸久さん
 ゆかい社中そらぐみさん

 その他、私物も紛れ込ませましたが、店一軒を一人では
さすがに揃えきれなかったので、美術さんとの合作で
<小蔵屋>というお店が出来ました。

 試飲用のカップはオカズさん、中川ちえさん、わたしの私物が
合体しています。

 結構、話が込み入っていて、かつペースが良いので、うつわを
見ておこう…と思っても、話に気を取られて、気付くと
「あ、見損ねた…!」と、いうことになりかねないほど、面白いです。

 そして、セットとは思えない店になっています。
 プロの仕事の凄さを体感させて頂きました。


 NHKさんも力が入っており、事前の情報満載です。
番組特設HP
番組特設プレマップ(動画)
番組宣伝ブログ(裏話)
スタッフブログ
監督のインタビュー


 ポスターおよび DMはもちろん、オカズデザインさん。


4月29日19:30〜 NHK 「紅雲町珈琲屋こよみ」_c0164708_23501791.jpg
★ 主人公<お草さん>の部屋に、知る人ぞ知る<山形>の置物が
置いてあります。お草さんは出戻りですが、嫁ぎ先は山形なので、
ちょっとひそませてみました。


特集ドラマ紅雲町珈琲屋こよみ

  • 総合

    • 4月29日(水・祝)
      午後7時30分~8時43分

     
     


     


    by utsuwa_cafe | 2015-04-20 23:51 | 情報

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