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店の元気は街の元気

 日曜日、仙台に行って来た。
 メールだけのやり取りだった岩井博美さんに会うために。
 電話を掛けていなかったので声すら聞いた事がなかったのだけれど、
10時から7時まで、とても楽しく一日を過ごせた。

 まず、岩井さんが7月に開く、パンとお菓子の店
みせてもらう。ここが今回のイベントの会場となる。

 そして、仙台光原社へ。ここは岩井さんが3/11の
地震の時にいた場所。地震後はじめて行ったらしく
お店の人に、3/11にいた者である旨伝えたところ
無事を知ってほっとしていた。
(ちなみに、岩井さんはご家族がとにかく心配で
走って帰ったという。壁が落ちる建物を横目にしながら
走った事を想像すると辛くなる。その時、買ったばかりの
うつわを抱えていたそうだ)

 メディアテーク、 ギャラリ—杜間道、
益子のつくり手達が始める「ウツワノチカラ」プロジェクト会場の
晩翠画廊さん、そして岩井さんがお菓子を作っているまめ坊さん。
歩きながら、仙台が「杜の都」と呼ばれる事がよく解った。
とにかく、緑が要所要所にとても色濃い。
 歩いていたら、高級ホテルが見えた。
「友人があのホテルの37階の和食屋に勤めていて、お客様を誘導するため
和服で4往復した」と話してくれた。
余震の中で、お客様を守ったお友達に脱帽。
そして老舗のギャラリ—蒼さん。さらにぐるぐると雨の町を歩いた。

 一見すると、町は日常を取り戻したかの様に見える。
 しかし、町にまだまだ残る傷跡や余震。
 忘れたくても忘れられない壊れた風景。
 朗らかな博美さんは、その中で生活している。
 そして「うつわには力があります」と言ってくれている。

 一人でも、笑顔が増えれば、町は元気になる、と信じて、小さいけれど始めよう。
 うつわを紹介し、作家を紹介し、出来れば一人でも多くの人に来て貰い
町が元気になってくれる事を。

 仙台の町を歩き、店が開いている事が、町の元気なのだ。
 自身も店を始める博美さんは「店の元気」も気にしている。
 だから、新しいつくり手を仙台に紹介してもらい、良い風を持って来てもらい、
仙台の店に元気が欲しい、という。

こちらに出て来る大叔母様は、ブログにもある様になにも持たずに避難している。
茶道をされている大叔母様に前述のまめ坊さんは茶道の一式をくださったそうだ。

イベントでは大叔母様のお茶も頂けるかもしれない。


 6/18、19のイベントは「0号=準備号」。
 色々、試行錯誤していきたい。

by utsuwa_cafe | 2011-05-25 04:50

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